現代農業の11月号の記事(おいしく元気にキクイモ生活)の中でも紹介されていましたが、健康野菜の菊芋が人気急上昇なのだそうです。
血糖値を下げるだけでなく、ストレスの緩和や胃腸にも良いそうです。
当産直でもこのスーパーフードである「菊芋」をレシピ紹介を付けて販売しております。
収穫は11月からなのですが、10月の下旬、花が終わった所から収穫を始めております。収穫をしながら同時に連作にならないよう来年栽培する場所へ移動も行います。なので7~8kg収穫するのに汗だくになります。良い運動にもなるので栽培者にも健康に良いのでは?(当然菊芋も食べています。)
菊芋の効能
・イヌリンが血糖値を制御
イヌリンはお腹が空きにくくなる、血糖値の上昇を抑制するなどの効果があることから、糖尿病やダイエットに効果的と言われます。
・カリウムは筋肉にとっても欠かせないミネラル
菊芋にはイヌリン以外にも、塩分を体内から取り除くカリウムが多く含まれており、塩分が体内に多めあることで起こる高血圧にも効果が期待できます。その他、カリウムが足りないことで起こる筋肉の痙攣などを防ぐ役割もあります。
菊芋の食べ方
菊芋は生でも食べられますが、えぐみが強い場合、水にさらすか皮を剥いて使うと良いでしょう。ただし長く水に漬けておくと、折角のイヌリンの成分が流れ出てしまうので、あく抜きは短時間、煮た時はゆで汁を捨てないようにしょう。
1、 キク芋のアク抜き(料理の前にアク抜きをおすすめします)
東北地方では、菊芋の皮をつけたまま食べる場合もあるそうですが、慣れていない方は皮を剥き、アク抜きをして食べた方が食べやすいと思います。
菊芋の皮を剥き水で軽く洗います、その後料理にあわせて千切りやスライスした状態でまた軽く洗います。
2、キク芋を生でそのまま食べる
掘り出した菊芋を洗い、皮を剥いて適当な大きさに切り食べます。スライスするとシャキっとした歯ごたえを感じる事が出来ます。
3、キク芋のサラダ
レタス・キュウリ・ニンジン・トマト等で飾り付けたお皿に、皮をむいた菊芋をスライス、千切りにしてドレッシングをかけて食べます。
しょうゆドレッシングが良くあいます。
4、キク芋の漬物入りサラダ
菊芋の漬物(酢漬けしそ味)を千切りにしてサラダに混ぜる。
今回は玉ねぎとレタスのサラダに混ぜ、青じそドレッシングをかけました。
漬物だけを食べるより美味しくなりました。
酢漬けと青じそドレッシングは相性も良いと思います。
5、キク芋のスープ(ポタージュ風)
皮をむいた菊芋をラップして、電子レンジに2~3分かけます。ミキサーに少しお水を入れてかけます。
お鍋で暖めてコンソメ味・トマト味・クリーム味等、お好みのスープにして下さい。
クリーム味の時は、牛乳でミキサーにかけてください。
6、肉じゃが風煮物
皮をむいた菊芋を少しのサラダオイルで炒め、少量のひき肉を一緒に煮ます。菊芋がやわらかくなったら、しょうゆ・砂糖で味付けをします
ニンジン・こんにゃく・ささげ等を一緒に煮ますと色合いがきれいです。
7、きんぴらごぼうと一緒に
菊芋の皮をむいて、短冊切りにします。
ごぼう・ニンジンと一緒に炒めます。柔らかくなったら、しょうゆ・少々の砂糖で味付けをし、最後にゴマをふりかけて出来あがりです
8、ネギ味噌和え・ごま味噌和え・味噌マヨ和え
菊芋の皮をむいて一口だいに切り、ラップをして電子レンジにかけます。
お好みの和え物にしてください。
9、キク芋チップ
菊芋の皮をむいてスライスし、水気がない状態で油で揚げます。
フライドポテトのように塩味でどうぞ。