いよいよ待ちに待った春到来!
山菜類の季節が始まります。まずは、「行者ニンニク」が出てきました。「行者ニンニク」はネギ科ネギ属の多年草。北海道では早春に採れる山菜として知られていますが、最近は栽培技術が確立して、栽培物も出回っています。とは言っても増やすのは大変です。種を播いても収穫まで2~3年かかったりします。
通販サイトではとても高価で500gで5000円くらいするのもうなずけます。
しかし、遠野の産直ならでは気軽に手に入る身近な山菜です。(これ1袋消費税別220円です。)
ニンニクに似た臭いがしますが、栄養は満点です。
生産者は「菊池ノリ子」さんで、この人の商品は品質が良いのに値段も安く人気です。
行者ニンニクの食べ方
下処理
はかまを取った後に行者にんにくの汚れを水で十分に洗い流してから調理してください。
1,てんぷら
天ぷら粉を付けて油で揚げます。すぐに火が通るので、衣がサクッと揚がれば出来上がりです。
2,ごまあえ
行者にんにくは赤い薄皮をむき、4cm幅に切る。
鍋にたっぷりの湯をわかし、塩、行者にんにくを入れてさっとゆで、水にさらして水気を切る。
ボウルにゴマダレ(行者ニンニク100gに対し「砂糖」小さじ1,「酢」小さじ1,「醤油」大さじ1/2、「ごま油」小さじ1,「白すりごま」大さじ2)を入れて混ぜ、行者にんにくを加えてさっと混ぜる。
3,しょうゆ漬け
下処理をした生(または軽く湯通しした)の行者にんにくを切り分け、容器やジッパー付きの袋に入れます。
醤油3:だし汁2の割合で入れます。めんつゆでも応用できます。
1~2日ほど漬け込んで出来上がりです。
切り刻んで、熱々のご飯の上にかけても美味しくお召し上がりいただけます。
その他、シンプルに軽く茹で上げてお浸しにして食べても美味しいです。